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最終更新日 2025年5月25日 19:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1212

これで全てが分かる。ZALMAN「Z10 PLUS」徹底解説

2022.10.30 更新

文:撮影・編集部 松枝 清顕

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ATX PCケース ZALMAN ミドルタワー

オールインワン型水冷ユニットを搭載してみる

CPUの冷却には、ZALMANのオールインワン型水冷ユニット「ALPHA 36 Black」を選んだ。国内市場では2022年3月11日より販売がスタート。360mmサイズラジエーターにはARGB LED搭載120mmファン3基を搭載し、市場想定売価税込13,970円前後という高コストパフォーマンスも魅力の製品だ。
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今回の搭載テストはSocket AM4だけに、ゴルフボールのようなウォーターブロックの取り付けはいたって簡単。専用金具を上下2箇所の台座に引っ掛け、スプリングネジで締め付けて行くだけ。360mmサイズラジエーターは確かに長いが、トップパネル周辺のクリアランスも十分確保されており、搭載作業は10分もあれば完了する。ARGBファンとあって、ケーブルの配線はそれなりに面倒だが、スルーホールを上手に使えば、左サイドパネルからの”景色”を損ねることなく、裏配線スペースへ処理することができた。

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ALPHA 36 Blackのウォーターチューブ長は実測で約450mmと、ほどよい長さ。なおポンプ内蔵ウォーターブロックは直径68mm、高さ62mmのコンパクト設計
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ラジエーターの固定は左右各6本のネジを使用。スリットタイプのネジ穴により、12本すべてのネジが固定できる位置に調節。全てのネジが固定できた

グラフィックスカードを搭載してみる

最後にグラフィックスカードを搭載してみよう。Z10 PLUSの有効スペースは長さ395mmまで。ここに用意したのは、長さ319mmのハイエンド志向グラフィックスカード、GIGABYTE「AORUS GeForce RTX 3080 MASTER 10G」。冷却にMAX-COVEREDクーリングシステムを採用し、115mmファン2基と100mmファン1基で構成。側面にLCDモニターを備えた主張の強い1枚だ。

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厚さ70mmにもおよぶ重量級カードだが、2スロットを使ったネジ留めにより問題無く固定ができた。さらにZ10 PLUS標準装備品である「VGA Support」を使うことで、自重に耐えきれずに垂れ下がった状態になる心配もない。搭載後の空きスペースは実測で約80mmを残し、Z10 PLUSは超ハイエンドクラスのグラフィックスカードも問題なく搭載できることが分かった。

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拡張スロットは流行のブリッジレスタイプを採用 高さ約180mm(幅約25mm)のプラスチック製「VGA Support」。見た目はやや無骨だが、その役割は十分に果たしてくれる

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総評:Z10 PLUSは市場に生き残れるか

今回はやや長めの約3週間にわたり、Z10 PLUSと生活を共にしてきた。そう言うと大げさに聞こえるだろうが、決して広いスペースで日常作業を行っているワケではなく、別の作業中でも傍らには必ず評価サンプルがあり、気になる所があれば都度観察し、メモを取る状態がしばらく続く。集中的にライティングを進めたのは今から3日前。レイアウトや画像を先に割りつけ、一気に書き上げるスタイルは、以前から大きく変わらない。

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全ての構成パーツを組み込み、初めて電源を入れると前後に標準装備されるARGBファン(前140mm x3基/後120mm x1基)はかなり静かで、高エアフロー志向のPCケースである事を忘れるほど。静音対策を施したPCケースと遜色なく、イマドキ製品の完成度は高い。

そして、今やResetスイッチの必要性については疑問だが、独立したLED切り替えスイッチは便利だ。消灯もセレクトできる汎用性は運用シーンを選ばず、光モノにあまり興味が無い筆者でさえ気が付けば好みの色を探して、カチカチスイッチを押してみたり。ARGBファンが標準装備である以上、あると便利な装備には違いない。

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いずれもZ10 PLUS特有のアピールポイントではないが、追加投資を最小限に抑えつつ、必要な装備が揃うミドルタワーPCケースとしては、十分合格点だろう。冒頭でも触れた通り、ZALMANには大ヒット作「Z9 Plus」の成功体験がある。当時の販売パートナー(代理店)は今も変わらずアスクだ。市場はだいぶ変化したものの(ZALMANも変わった)、自作PC専門店や量販店の定番化は十分に狙える所には立てている。

協力:ZALMAN
株式会社アスク

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