発光部品を排除した本格的なハイエンド空冷クーラー

Cooler Master株式会社(本社：東京都千代田区)は2025年5月9日、ハイパフォーマンス空冷クーラー「Hyper 612 APEX」(型番：MAP-T6PN-225PK-R1)について、国内市場での新規取り扱い開始を発表した。発売日は5月16日(金)で、市場想定売価は税込10,980円(オープンプライス)。

4月12・13日の両日に開催された「ASK★FES 2025　～何かが見つかる！世界のPCパーツ大集合祭り～」でも展示された、サイドフロー型CPUクーラーの新製品。外観は“ブラックアウトステルスデザイン”を採用し、発光部品を排除することで冷却機器たる原点に立ち返った格好。本格的なハイエンド空冷クーラーとして注文の製品と言えるだろう。

トピックは特許取得済みのスーパーコンダクティブ複合銅製ヒートパイプ(6本)を採用。受熱ベースプレートと放熱フィンを結合し、120mmファン2基で冷却を行う。

なお冷却ファンのスペックは、回転数0～2,400rpm±10%、騒音値最大30dBA、風量最大75.2CFM、静圧最大3.63mmH2O。軸受けはループダイナミックベアリングで、MTTF(ファン寿命)は最大20万時間とされる。

外形寸法は幅114mm、奥行き127mm、高さ159mm。対応ソケットはIntel LGA 1851/1700/1200/115x、AMD Socket AM5/AM4。製品保証は5年間。

文： 編集部 松枝 清顕
Cooler Master株式会社(Cooler Master Technology)：